いろいろと大変でした・・・。
巷には、ラッキーエメループの解説は溢れていますが、俗に言われる4世代で特性が追加されたポケモン(代表的なのはものまねノーガードワンリキー、タマゴうみマジックガードピッピ)の孵化エメループの解説をしているところは皆無です。
なので、当ブログではエメラルドには存在しないノーガードワンリキーを孵化する解説をしていきます。
最初に言っておきますと、孵化エメループはメタモンに比べて圧倒的に面倒であり、個人的にサンダーループに匹敵します。
まず、狙うフレーム候補をエメループ君で探します。

赤枠→希望の個体値を入力します。
赤枠内の検索をクリックし、左側に結果が表示されます。
されない場合は、次を検索でフレーム数を増やして再検索します。
青枠→チェックをするのを忘れずに。
今回は緑枠内の1695フレームを初代DSで狙うことにしました。
ちなみに、AAは育て屋に預けた先の、BBは後のポケモンの能力が遺伝することを表しています。
では次に、用意するものです。
・乱数計算、というツール(申し訳ありませんが、掲載先リンクはあえて載せません)
・ストップウォッチ(いつもお世話になっていたサイトの仕様が変わってしまいました・・・)
・Spinda Painter
・バトルフロンティアに行けるようにする
・個体値を正確に把握したワンリキー♀とABDがVのメタモンorタマゴグループ人型の♂
※それぞれ親のIDが異なるのが望ましいです。
・パッチール♀とほのおのからだorマグマのよろいのポケモン
※どちらもフエンタウン右の草むらで出現しますが、パッチールはメタモンや人型♂とは違うIDが望ましいです。
・そらをとぶポケモン
・ゴールドスプレー、ふしぎなアメそれぞれ10ヶ程
用意ができたら、いよいよゲーム内の実際の流れです。
①キンセツシティ左にある育て屋にメタモンor人型♂→パッチールの順番で預け、その直後にゴールドスプレーを撒く。
②キンセツシティに戻り、すぐ下にあるゲームコーナー内のスロット台の前でうろうろし、スプレーの効果が切れたら、4歩だけ歩いてスロットに向き合ってセーブし、DSの電源OFF。
2体を預けてから255歩でタマゴができるかが決定されると同時に、性格、特性、性別も決定します。
※方向転換は歩数にカウントされません。
③乱数計算を起動させ、必要事項を入力する。

赤枠→11を入力
黄色枠→色違いにしないなら、これで大丈夫です。
水色枠→色違いにしないなら、この範囲で十分です。
黄緑枠→2体を預けた時の仲のよさが、それほどでもない→19、まずまず→49、仲がいい→69となります。
入力後、出力されたメモ帳にリストが羅列されます。
これは何かと言うと、タマゴが生成された時の性格、特性、性別が決定するパターンリストで、俗に言われる爺前固定前の乱数調整を行うために必要なものです。
今回は以下のものを使用しました。
1920(フレーム) 35(差分) 14(?) 0x4F4C96AD(性格値) 23(性格) 1(特性) 173(性別値)
差分、というのはBWでお馴染みの、おしゃべりペラップを鳴かして消費するものと同じようなものです。
差分の初期値は、オープニングムービーを見た長さで、20~109の間で変動します。
今回の例も含め、Aボタン連打でオープニングムービーを送ると、差分は20に固定されることがほとんどらしいです。
差分の消費方法は、スロット画面を表示→4、図鑑画面or道具画面orパソコンの預けボックス画面を表示→3、となっています。
ゲームコーナー内のスロット台前でセーブしたのは、対応できる差分の幅を広げるためですが、例えば23などの3消費だけで問題ない差分なら、別にスロット台前でなくても構いません。
?は文字通りよくわかりませんが、気にする必要はありません。
性格と番号の対比は、以下の通りです。

特性は、0なら特性1、1なら特性2になります。
性別値は以下を参照してください。
♀:♂=12.5%:87.5%で、♀→0~31、♂→32~255
♀:♂=25%:75%で、♀→0~63、♂→64~255
♀:♂=50%:50%で、♀→0~127、♂→128~255
♀:♂=75%:25%で、♀→0~191、♂→192~255
④ストップウォッチに37.4と入力し、ソフト選択と同時にスタートさせ、A連打でオープニングムービーを送り、続きから始め、スロット画面を3回、図鑑画面を1回表示させる。(3回×4+1回×3+20=35)
ここまでで、大体30秒弱かかります。
メタモンエメループでソフトリセット後にストップウォッチをスタートさせ、オープニングムービーをAで送るタイミングを統一させる手法を取り、そのように解説しました。
しかし、ソフト起動後のホワイトアウトの時間が変化するのがエメラルドの仕様らしく、そのためにフレーム数が大幅にずれるようです。
ソフト選択と同時にストップウォッチをスタートさせ、Aボタン連打でオープニングムービーを送ると、かなり正確にフレーム数を引き当てることができるようになり、ホワイトアウトの変化によるずれも5フレームほどに抑えることができました。
エメループにおけるストップウォッチのスタートのタイミング→ソフト選択
オープニングムービーの送り方→A連打
を基本にした方が個人的によさそうです。
⑤37.4秒経過後の警告音と同時に歩き出し、育て屋に向かい、じいさんが前に出ていればタマゴを受け取って孵化させ、出ていなければ電源OFFし、④からやり直す。
⑥孵化させたパッチールのブチ模様から、Spinda Painterを利用してフレームのずれや差分を確認し、目標のフレーム数まで修正する。


パッチールのブチ模様は全部で4つあり、性格値によってそれぞれの位置が変化する非常に特殊な仕様になっています。
4つのブチをそれぞれ色枠で囲ってありますが、FB2D86C6という対比になっています。
赤枠と青枠のブチは若干大きさが違い、上下逆転することがあるので注意が必要です。
③で出したリストから探すと慣れない内はかなり大変なので、フレームや差分の幅を絞り込んでリストを出力し直し、性格や性別からある程度予測して、ブチ模様を動かしながら性格値と見比べると、楽に特定することができます。
⑦育て屋に戻ってパッチールたちを引き取り、改めてメタモンor人型♂→ワンリキーの順番で預けて②~⑤を繰り返し、じいさんが前に出ていればセーブしてからタマゴを受け取って孵化させ、出ていなければ電源OFFし、④からやり直す。
孵化させたワンリキーが狙った性格、性別でなければ、⑥で出力し直したリストを基にフレーム数のずれを確認して修正し、⑦をやり直す。
⑧ストップウォッチに33.57と入力し、ソフト選択と同時にスタートさせ、A連打でオープニングムービーを送り、続きから始め、「だいじにそだてなさいよ!」というじいさんの台詞を送る直前まで進める。
この直後に、個体値が決定します。
⑨33.57秒経過後の警告音と同時に台詞を送り、エメループ君でフレーム数のずれを確認する。

赤枠→目標のフレーム数とレベル、能力をそれぞれ入力し、能力値検索をクリックします。
ちなみにリストを表示で、周辺の能力値一覧がリスト化されます。
青枠→親たちの個体値を入力し、親の個体値で表示のチェックボックスをチェックします。
緑枠→くどいですが、チェックするのを忘れずに。
紫枠→レベル5だと複数のフレームが出てくることがしょっちゅうなので、その場合はふしぎなアメで10ほどレベルを上げると、大体特定することができます。
リスト表示するとわかりますが、同じフレーム数でaとbの2つの個体値が出てきますが、これは孵化エメループの最大の関門であり、最高難易度と言われるゆえんである、methodずれと俗に言われる、BWでお馴染みのTimerずれのようなものです。
今回の1695フレームは、bがかなり出にくい印象がありました。
⑩狙った能力になったら、バトルフロンティアのポケモンセンター上にある小屋内にいるじいさんにジャッジしてもらい、完全一致したら、DPtかHGSSに移送してから進化させ、特性が変わるか確認する。
このじいさんは同じ数値の能力が複数あった場合、BWのように全部教えてはくれず、完全にランダムに選ばれた能力1つだけを、しかも順番もランダムで、何度も同じ能力ばかりジャッジすることがしばしばなので、ドーピングで自分でジャッジした方が速いかもしれません。
特性が変わる条件は、DPtやHGSSで進化した後なので、最終進化してしまったり、パッチールなど進化できないポケモンの特性を変えることはできません。
以上で解説を終わります。
サンダーループより時間がかかった検証となりました・・・。
この記事が参考になりましたら、当ブログのアクセスアップのため、下記の初代主役たちと赤い奴をクリックして頂けたら、幸いです。

なので、当ブログではエメラルドには存在しないノーガードワンリキーを孵化する解説をしていきます。
最初に言っておきますと、孵化エメループはメタモンに比べて圧倒的に面倒であり、個人的にサンダーループに匹敵します。
まず、狙うフレーム候補をエメループ君で探します。

赤枠→希望の個体値を入力します。
赤枠内の検索をクリックし、左側に結果が表示されます。
されない場合は、次を検索でフレーム数を増やして再検索します。
青枠→チェックをするのを忘れずに。
今回は緑枠内の1695フレームを初代DSで狙うことにしました。
ちなみに、AAは育て屋に預けた先の、BBは後のポケモンの能力が遺伝することを表しています。
では次に、用意するものです。
・乱数計算、というツール(申し訳ありませんが、掲載先リンクはあえて載せません)
・ストップウォッチ(いつもお世話になっていたサイトの仕様が変わってしまいました・・・)
・Spinda Painter
・バトルフロンティアに行けるようにする
・個体値を正確に把握したワンリキー♀とABDがVのメタモンorタマゴグループ人型の♂
※それぞれ親のIDが異なるのが望ましいです。
・パッチール♀とほのおのからだorマグマのよろいのポケモン
※どちらもフエンタウン右の草むらで出現しますが、パッチールはメタモンや人型♂とは違うIDが望ましいです。
・そらをとぶポケモン
・ゴールドスプレー、ふしぎなアメそれぞれ10ヶ程
用意ができたら、いよいよゲーム内の実際の流れです。
①キンセツシティ左にある育て屋にメタモンor人型♂→パッチールの順番で預け、その直後にゴールドスプレーを撒く。
②キンセツシティに戻り、すぐ下にあるゲームコーナー内のスロット台の前でうろうろし、スプレーの効果が切れたら、4歩だけ歩いてスロットに向き合ってセーブし、DSの電源OFF。
2体を預けてから255歩でタマゴができるかが決定されると同時に、性格、特性、性別も決定します。
※方向転換は歩数にカウントされません。
③乱数計算を起動させ、必要事項を入力する。

赤枠→11を入力
黄色枠→色違いにしないなら、これで大丈夫です。
水色枠→色違いにしないなら、この範囲で十分です。
黄緑枠→2体を預けた時の仲のよさが、それほどでもない→19、まずまず→49、仲がいい→69となります。
入力後、出力されたメモ帳にリストが羅列されます。
これは何かと言うと、タマゴが生成された時の性格、特性、性別が決定するパターンリストで、俗に言われる爺前固定前の乱数調整を行うために必要なものです。
今回は以下のものを使用しました。
1920(フレーム) 35(差分) 14(?) 0x4F4C96AD(性格値) 23(性格) 1(特性) 173(性別値)
差分、というのはBWでお馴染みの、おしゃべりペラップを鳴かして消費するものと同じようなものです。
差分の初期値は、オープニングムービーを見た長さで、20~109の間で変動します。
今回の例も含め、Aボタン連打でオープニングムービーを送ると、差分は20に固定されることがほとんどらしいです。
差分の消費方法は、スロット画面を表示→4、図鑑画面or道具画面orパソコンの預けボックス画面を表示→3、となっています。
ゲームコーナー内のスロット台前でセーブしたのは、対応できる差分の幅を広げるためですが、例えば23などの3消費だけで問題ない差分なら、別にスロット台前でなくても構いません。
?は文字通りよくわかりませんが、気にする必要はありません。
性格と番号の対比は、以下の通りです。

特性は、0なら特性1、1なら特性2になります。
性別値は以下を参照してください。
♀:♂=12.5%:87.5%で、♀→0~31、♂→32~255
♀:♂=25%:75%で、♀→0~63、♂→64~255
♀:♂=50%:50%で、♀→0~127、♂→128~255
♀:♂=75%:25%で、♀→0~191、♂→192~255
④ストップウォッチに37.4と入力し、ソフト選択と同時にスタートさせ、A連打でオープニングムービーを送り、続きから始め、スロット画面を3回、図鑑画面を1回表示させる。(3回×4+1回×3+20=35)
ここまでで、大体30秒弱かかります。
メタモンエメループでソフトリセット後にストップウォッチをスタートさせ、オープニングムービーをAで送るタイミングを統一させる手法を取り、そのように解説しました。
しかし、ソフト起動後のホワイトアウトの時間が変化するのがエメラルドの仕様らしく、そのためにフレーム数が大幅にずれるようです。
ソフト選択と同時にストップウォッチをスタートさせ、Aボタン連打でオープニングムービーを送ると、かなり正確にフレーム数を引き当てることができるようになり、ホワイトアウトの変化によるずれも5フレームほどに抑えることができました。
エメループにおけるストップウォッチのスタートのタイミング→ソフト選択
オープニングムービーの送り方→A連打
を基本にした方が個人的によさそうです。
⑤37.4秒経過後の警告音と同時に歩き出し、育て屋に向かい、じいさんが前に出ていればタマゴを受け取って孵化させ、出ていなければ電源OFFし、④からやり直す。
⑥孵化させたパッチールのブチ模様から、Spinda Painterを利用してフレームのずれや差分を確認し、目標のフレーム数まで修正する。


パッチールのブチ模様は全部で4つあり、性格値によってそれぞれの位置が変化する非常に特殊な仕様になっています。
4つのブチをそれぞれ色枠で囲ってありますが、FB2D86C6という対比になっています。
赤枠と青枠のブチは若干大きさが違い、上下逆転することがあるので注意が必要です。
③で出したリストから探すと慣れない内はかなり大変なので、フレームや差分の幅を絞り込んでリストを出力し直し、性格や性別からある程度予測して、ブチ模様を動かしながら性格値と見比べると、楽に特定することができます。
⑦育て屋に戻ってパッチールたちを引き取り、改めてメタモンor人型♂→ワンリキーの順番で預けて②~⑤を繰り返し、じいさんが前に出ていればセーブしてからタマゴを受け取って孵化させ、出ていなければ電源OFFし、④からやり直す。
孵化させたワンリキーが狙った性格、性別でなければ、⑥で出力し直したリストを基にフレーム数のずれを確認して修正し、⑦をやり直す。
⑧ストップウォッチに33.57と入力し、ソフト選択と同時にスタートさせ、A連打でオープニングムービーを送り、続きから始め、「だいじにそだてなさいよ!」というじいさんの台詞を送る直前まで進める。
この直後に、個体値が決定します。
⑨33.57秒経過後の警告音と同時に台詞を送り、エメループ君でフレーム数のずれを確認する。

赤枠→目標のフレーム数とレベル、能力をそれぞれ入力し、能力値検索をクリックします。
ちなみにリストを表示で、周辺の能力値一覧がリスト化されます。
青枠→親たちの個体値を入力し、親の個体値で表示のチェックボックスをチェックします。
緑枠→くどいですが、チェックするのを忘れずに。
紫枠→レベル5だと複数のフレームが出てくることがしょっちゅうなので、その場合はふしぎなアメで10ほどレベルを上げると、大体特定することができます。
リスト表示するとわかりますが、同じフレーム数でaとbの2つの個体値が出てきますが、これは孵化エメループの最大の関門であり、最高難易度と言われるゆえんである、methodずれと俗に言われる、BWでお馴染みのTimerずれのようなものです。
今回の1695フレームは、bがかなり出にくい印象がありました。
⑩狙った能力になったら、バトルフロンティアのポケモンセンター上にある小屋内にいるじいさんにジャッジしてもらい、完全一致したら、DPtかHGSSに移送してから進化させ、特性が変わるか確認する。
このじいさんは同じ数値の能力が複数あった場合、BWのように全部教えてはくれず、完全にランダムに選ばれた能力1つだけを、しかも順番もランダムで、何度も同じ能力ばかりジャッジすることがしばしばなので、ドーピングで自分でジャッジした方が速いかもしれません。
特性が変わる条件は、DPtやHGSSで進化した後なので、最終進化してしまったり、パッチールなど進化できないポケモンの特性を変えることはできません。
以上で解説を終わります。
サンダーループより時間がかかった検証となりました・・・。
この記事が参考になりましたら、当ブログのアクセスアップのため、下記の初代主役たちと赤い奴をクリックして頂けたら、幸いです。

